10月も最終に入り、やっと秋らしい爽やかな晴天が続き、表参道のケヤキ並木も少し色づき始め、一年のうちで一番過ごしやすい時期とも言えます。しかし、2度の台風による塩害の影響か街路樹のイチョウやプラタナスなどの大木も海側が枯れていたり東京だけでなく全国的に太平洋岸の各地では農作物も大きな被害を受けたようで台風のまた違った怖さを知らされたこの夏から秋への今年の天候の様子でした。温暖化の影響が様々な形で影響を与えているのが実感できます。地球全体の規模で温暖化対策に世界中歩調を合わせて取り組むべきだという事を思わされました。自分の損得だけで判断する今の社会を早く方向転換しないと大きな危険にますますさらされてくるのではないかと心配です。
そんな中原宿の街は、相変わらず夏休みの大混雑をそのまま継続しているかのように、特に週末の人出は竹下通りなどDJポリスが一日中マイクで呼びかけるほどの混雑が続きました。特に日曜日はハロウィンの仮装をした沢山の人が表参道に集結し、大混乱を引き起こしたようです。渋谷のスクランブル交差点付近ほどの大騒ぎではありませんでしたが、金曜日のプレミアムフライデーがあまり盛り上がらない分、日曜日のこの大混雑は特に注目を集めたようです。飲食や雑貨などの行列店も表参道からキャットストリート、裏原のあちこちにもたくさん見られ、また明治通りの行列店は特に朝早くから何百人もの人が並び異様な雰囲気に包まれていました。原宿名物の行列とはいえ若い女性中心の行列はかわいらしさもあり、楽しい雰囲気ですが特にシューズ関係やシルバーアクセサリーの店に並ぶ男性中心の行列は、行列代行業のホームレスまがいの人たちも多くみられ街全体の雰囲気をむしろ悪くしているような印象さえ最近は感じます。販売する店舗としても原宿らしいスマートな礼儀正しいやり方を考えてほしいものです。
そんな混雑の中、この1週間の当店の様子はと申しますと、1週間を通して土日を含めあまり大きな盛り上がりはなく、月曜日から日曜日まで平均的な忙しさでした。ただし、木曜日だけは異常な静かさでご来店のお客様が特に少なく、静かな一日だったようです。その中で特に目立った売れ筋としては、10月の誕生石のオパールのペンダントやリング、カボッションなど、また、超サービス品のタイピン、カフスボタンセットなども良く売れていました。また、プレゼント用として11月の誕生石であるインペリアルトパーズのペンダントやピアス、原石などもいつもより多く動いていたようです。また市場に丸玉類が不足しているようで、50ミリ前後の様々な種類の色石や水晶のナチュラルボールなども含め丸玉を探しに来る方がとくに増えています。ラピスラズリのきれいな物が特にタンブル類は市場に全く無いようで、綺麗なラピスのタンブルを探しに来るお客様は最近特に増えています。
セレナイトのヒーリングスティックやハート、ヒーリングプレートなども大きくて1000円程度と非常にお値打ち感があり、買いやすいのでしょうか、一日何個も売れていました。
1週間を通してタンブルやさざれ石、丸玉などを含め、手頃な値段の物が数多く売れたというこの1週間の動きでした。10月は例年、一年間の中でも過去の実績ですとまとめ買いや目的買いのお客様が多い月なのですが、今年の10月は今までとは全く違い手頃な値打ちのある品中心の節約志向のお客様が多く結果的に9月よりも下回る今までにない成績で終わりそうな状況です。11月に大きな期待をもって望みたいと思います。
posted by コスモスペース at 11:19| 東京 ☀|
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